Pマックス

久々にお絵描き+レタッチを兼ね備えたソフトを発見。

『Pmacs』は、豊富な画像加工機能を取り揃えたグラフィックソフトとの事。
実際はシェアで3500円しますが、フリーバージョンがありますので今回はそちらを使用しました。
シェアとの違いは、フィルタの数やレイヤ機能の省略等ですが、結構機能が豊富です。
また、プラグイン開発が出来ますのでPixiaの様に色んな方の開発したプラグを追加できます。
Susieプラグインにも対応してますのでファイルの読み込みにも幅広く対応できます。
そんなわけで使ってみた感想ですが、おや?インターフェイスが英語だ……。
と思ったらちゃんと日本語モードに出来ました。二ヶ国語対応で日本語の苦手な方にも安心。
絵を描くには消しゴムが無いのでちょっと大変ですが、右クリックで色を拾えるのはありがたいです。
この辺りがレタッチソフトも兼ね備えているおかげでしょうか。意外とこの機能が無いソフトも多くてよく困ります。
ペンの種類が3種類しかないのとパレットウィンドウが小さくて見難いのがちょっと残念ですが、その代わりに矩形ツールが充実しています。多角形ツールもあって、5角形とかも作れます。
エフェクトはおなじみのばかりですが、シェア版はもっと目新しいのがあるんでしょう。
シェア版の紹介ページに載っていた3D描画機能というのがフリーには付いていなかったのでどんなのか気になります。
サイトの更新が大分前に停まっているのが気になりますが、フリーでも十分使えるのでいい感じです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Pmacs
【作者名】昌達
【価格】3500円、フリー版も有
【ファイルサイズ】2,216,886 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.asahi-net.or.jp/~gv9k-setg/
【備考】

フィルタファクトリ

フィルタも色々ありますが、フィルタも作れるレタッチソフトというのは初めて見ました。

今回使用したのは『Ultimate Paint』
シェアウェアで$69.95なのですが、オフィシャルサイトにはノーマル版のトライアル、フリーのライト版があります。
今回はフリーのライト版を使用しました。
ソフトの特徴ですが、前回紹介したソフトと同様にフォトショップのような感じで一通りのおなじみの機能が備わっています。
フィルタの数は少ないのですが、フィルタの効果を画像で一覧できる機能があるので結構便利です。
しかし、紹介したいのはこんなことではなくフィルタの項目にあるFilter Factory(以下『FF』)です。
このFFはRGBAそれぞれを演算子(+-*/,sin,cos等)を利用して記述することによって自分でオリジナルのフィルタが作れるのです。しかもFFで作ったフィルタはフォトショップでも使えるようです。(本当に使えるかは不確かですが・・・)
オフィシャルサイトにも丁寧なチュートリアルがあるのでサンプルのソースを弄るだけでも結構面白いです。
(チュートリアルは勿論英語ですが・・・)
画像は適当に作ったフィルタをかけたものなのでかなり意味の分からない効果になりましたが、FFの項目にはスライダも用意されているので結構本格的に作れるようです。
画像処理を噛んだ人なら結構思い通りのフィルタが作れるかもしれません。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Ultimate Paint
【作者名】J-T-L Development
【価格】$69.95(約7410円)
【ファイルサイズ】2,627,871 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.ultimatepaint.com/
【備考】

エースデザインプロ

海外のシェアのソフトは結構イイのがあるので期待して使ってみたが案の定・・・。

今回使用したのは『AceDesign Pro.』
シェアウェアでUS$39.95(代理店のサイトだと14000前後)で50回までフルに機能が使用できます。
使ってみた感想ですが、なんと言うか、こう・・・、正直に言うと・・・・・・・、使えない。
悪く言うとMS Paint + α、
良く言ってもGIMPの機能制限版といったところでしょうか。
まず一万近くするのに機能がGIMPで出来ることばかり。
一応レタッチソフトなのでしょうがトーンカーブやレベル補正、アルファチャンネルやカラーチャンネルすらありません。
フリーでももう少しましなのがあるでしょう。
フィルタもGIMPの方がずっとマシです。
ただ、Remove Gray levelsというフィルタはちょっと面白く、閾値によって薄い色(白に近い色)から白色にしていくという効果です。
今回の画像もそれを使用して空の色を白にしてその後バケツで青く塗りました。
他には画像右端の矩形が白く縁取られていますがこれもフィルタで、選択範囲の淵を立体的にしたり目立たせたりとかなり用途の少ないフィルタです。
まぁ、特筆すべき点はそれくらいでしょう。
保存の際も特に色んな形式をカバーしてるわけでもなく、むしろレイヤー機能があるんだからpsd位あっても良いくらいでした。
ただ、web用保存というのがあって、サイズや画質を本画像と比べながら調節して保存できる機能があるようですが特別素晴らしいというわけでもありませんでした。
まぁ、あくまでトライアル版なので、もしかすると金を払ったフルバージョンとやらは機能が充実しているのかもしれません。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】AceDesign Pro.
【作者名】Visicom Media Inc.
【価格】US$39.95(代理店のサイトだと14,000円前後)
【ファイルサイズ】不明
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://software.visicommedia.com/en/
【備考】DLページに飛べないのでファイルサイズは後ほど

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