いろいろ描ける、「色々描ける」

いろいろ描けるということなので、ちょっと描いてみました。

いろいろかける

『色々描ける』は、いろいろな筆やフィルタが揃ったお絵描きソフトです。

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

寄藤 文平

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1.概要

「色々描ける」は、描画・画像編集ソフトです。フリーウエアーです。(readme.txtより)

上記の通り、「色々描ける」はお絵描きも出来るし、フィルタを使って画像編集も可能です。

ソフト名の”いろいろ”の通り、描画の筆は、なんと44種類もあります。

簡単に紹介すると、ペンの速度によって太さが変わる「毛筆」や、筆の色が下絵の色と重なった場合、色の三原色の重ね塗りの法則にしたがう「水彩」、さらには「星」「紙吹雪」なんてのもあります。
筆によっては、キャンバス全体に効果を発揮するもの(放射、同心円など)もあるので、最初に使用しないとエライことになります(後述)。
色も、これまたランダムにいろいろ色が変わる色変化の効果を、すべての筆に対して使用できるので、鮮やかな線が描けます。
上記サンプル画像のオッサンの髪のところが色変化で塗った部分です。

フィルタは、白黒化や色反転など基本的なものから、水墨画風なんてのもあるので、画像加工も12種類のフィルタから編集できます(拡大、縮小、回転をのぞく)。
文字入力もできるので、デジカメ画像に文字を入れたりもできます。

2.一発で完成させろ!

画像編集も出来ると先に述べましたが、このソフト、アンドゥ、リドゥ機能がありません。そのため、盛大に文字入力なんか間違えた日には、一からやり直しになります。
サンプルで描いた絵は、筆の効果を試そうと適当に選んだやつがキャンバス全体を利用する奴だったので、描き直してます。

また、パレットが無く、RGBをスライドで動かして色を作ることしか出来ないので、これまた凝ったお絵描きするには少々骨が折れます(左図参照)。
しかし、スポイトツールがあるので、あらかじめ使用する色をキャンバスに作っておく手法を取れば、パレットの変わりになるので問題なしです。お絵描き掲示板なんかで良く絵を描く方にはピンとくるかと。

3.使用に際しての注意点

本ソフトは、Visual Basic6で作成されているため、XPやVista、7などの最近のOSで動作させるためにはVB6のランタイムが必要となります。
VB6ランタイムはこちら
Vistaの場合、純正のランタイムでは動作しなかったという報告がVectorにありましたが、私の環境(Vista 64bit)では、こちらのランタイムを導入することで動作しましたので、純正ランタイムで動作しなかった場合は、お試しください。

4.まとめ

お絵描きや画像編集するには、根本的な機能が足りてないのが正直な感想です。
なので、らくがき感覚で適当にいろいろ描いて楽しむのが、このソフトにはあっているかもしれません。

5.機能早見表

タブレット対応×
筆の自作×
線補正×
ベジェ曲線×
レイヤー×
レイヤー効果×
文字入力
フィルタ12種類
保存形式BMP,JPG
読込形式BMP,JPG,GIF

6.ソフト製作者情報

【ソフト名】色々描ける
【作者名】転倒夢想庵
【ホームページ】プログラムの部屋
【価格】フリー
【インストーラ】無
【対応OS】windows
【備考】動作にはVisual Basic6ランタイムが必要

顔作成ジェネレータ4種

顔写真を使うとかではなく。

昨今は、Twitterやらブログやらで自分を表すアイコンを使用する機会が増えました。
ジェネレータというと、自分の顔写真と体を合わせて面白画像を作るような、観光地の駅前にある顔だけくりぬかれたキャラクタのハリボテみたいのが主流ですが、
今回はブラウザ上でパーツを組み合わせてオリジナルの顔を作るサービスを4つ紹介します。
今回紹介するのは以下の4つです(上記画像参照)。
左上:JOJO顔Maker 1.0
左下:Naruto Charactor Maker
右上:植田まさし風似顔絵ジェネレータ
右下:カオス
『JOJO顔Maker 1.0』
荒木 飛呂彦っぽい画風の顔が作れます。
デフォルトの顔の唇が緑な辺りに作者のJOJO愛を感じますが、パーツの位置や大きさをそれなりに弄れるので自由度は高いです。
およそ体の色に使わないようなのが選べますが、そこは荒木先生のセンスのおかげか、案外絵柄とマッチします。
おなじみの「ゴゴゴゴ……」と描かれた背景も選べます。
画像出力は無いのでキャプチャしないといけません。
『Naruto Charactor Maker』
週間少年ジャンプでおなじみのNarutoのキャラっぽい顔が作れます。
といっても、元々作者が作ったと思われる一通りの登場キャラのパーツをバラバラにしただけなので、髪型や目等はキャラ固有のものしかありません。
その為、適当に選んでも既存のキャラっぽいのしか作れないのが残念です。
ただ、一つ一つのパーツの絵が丁寧なので完成品のクオリティは高いです。
GIF,PNG,JPGに出力出来ます。
『植田まさし風似顔絵ジェネレータ』
読売新聞を購読している人にはおなじみ、植田まさしっぽい画風の顔が作れます。
読売新聞を購読していない方でも画像のキャラを見れば、「あの漫画の人か」とわかるかと思います。
パーツも種類が多く、帽子やオプションはドラックして位置を細かく調整出来ます。
プレビューを選択すると、上記画像のように単行本表紙っぽく加工してくれます。
画像出力は無いのでキャプチャしないといけません。
『カオス』
画像を見ていただくとわかりますが、なんとも言えない雰囲気の顔が作れます。
昔のモンタージュ写真とでもいうのか、指名手配者の写真というのか、ともかくカオスです。
パーツ全てのサイズと位置を細かく調整出来るので自由度は高いのですが、選べるパーツが全部カオスなので、見てると怖くなってきます。
画像出力はないのですが、生成スクリプトをブログやサイトに貼り付けれる事が出来ます。
トップの作成履歴一覧はまさに混沌(カオス)。
自分の顔をサイトに載せるのに抵抗のある人はこれらのサービスを利用しても面白いかもしれません。
詳細データはこちら↓
【サイト名】JOJO顔Maker 1.0
【作者名】ヴァージニア二等兵
【サイトURL】http://v-room.net
【ジェネレータページ】http://v-room.net/ga/daijin/jojoface1.html
【サイト名】Naruto Charactor Maker
【作者名】Louai Munajim
【サイトURL】http://elouai.com
【ジェネレータページ】http://elouai.com/naruto/characters.php
【サイト名】植田まさし風似顔絵ジェネレータ
【作者名】DAN
【サイトURL】http://blog.livedoor.jp/retsuzan
【ジェネレータページ】http://blogs.yahoo.co.jp/retsuzangames/10876116.html
【サイト名】カオス
【作者名】株式会社 メディア工房
【サイトURL】http://p.blog.linkus.jp/hoshitokinotoki
【ジェネレータページ】http://p.blog.linkus.jp/kaos/

BeFunky.com

1クリックでお前の写真を芸術作品っぽくするぞ(意訳)。

『BeFunky.com』はアップロードした画像にエフェクトをかけてくれるブラウザサービスです。
ローカルのファイルからアップロードする他に、ウェブカメラの画像も取り込めるようです。
使用出来るエフェクトは以下の21種類です。
・OLDPHOTO(17)
・GRUNGE(17)
・CYANOTYPE(6)
・UNITEDCOLORS(4)
・PINHOLE(5)
・OILPAINTING(8)
・MOTIONCOLOR(5)
・LOMOART(6)
・IMPRESSIONIST(5)
・HOLGAART(5)
・COLORPINHOLE(5)
・BW(4)
・SCRIBBLER(5)
・SUNBURST(6)
・STENCILER(11)
・LINEARTOPIA(6)
・INKIFY(4)
・PATRIOTIC(6)
・CHARCOLA(4)
・POP ART(15)
・CARTOONIZER(3)
※( )の数字は追加エフェクトの数
また、これらに対して更にエフェクトが使用出来るので、合計147種類のエフェクトが使用出来ます。
またまた、これに加えて、フレームとか絵(オートシェイプで描いたみたいな奴)を追加する事も出来ます。
出力は、ローカル保存とメールと印刷とSNS系サイトにアップ(FacebookとかFlickerとか)が出来ます。
いかにも外人好みな感じがするので、逆にそういった感じを出したい時にはこのサイトで加工するとそれっぽくなりそうです(説明が抽象的過ぎる……)。
色々出来ますが、いろいろ出来すぎるせいで何をどうしてよいやらって感じです。
ちょっと処理が重いです(ネットワークのせい?)。
外人が作りそうな加工写真が作りたい時にオススメ。
詳細データはこちら↓
【サイト名】BeFunky.com
【作者名】BEFUNKY, INC.
【サイトURL】http://www.befunky.com

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