ダイナミックドロー

純国産のドローソフトでここまで完成度の高いのは多分無いぞ!

『Dynamic Draw』は国産のドローソフトです。
使い勝手はLinuxのtgifライクな感じで大変使い易いです。
何しろ日本語ですし!
いくらSodipodiやinkscape(未だにinkspaceで来る人がちらほら・・・)がイイといったところで所詮は海外ソフト。
表示は英語です。日本人は英語が嫌いです。
しかし、このソフトは日本人が作ったので表示が日本語で使い易い!
メリットは日本語なだけではありません。
機能的には上記二つの海外ソフトと遜色ありませんが、自動ALT機能というのがあります。
とりあえず、このブログを見れている方は少なからずPCユーザーなので、ちょっとAltとFを同時に押してみましょう。
すると、ブラウザのファイルという項目が開きましたね?
(ドリキャスやPS2、携帯の方はスミマセン・・・)
他にも編集(E)のように、カッコ内のアルファベッドとAltで指定のタブを開くことが出来ます。
これが所謂キーボードショートカットです。
これのAltを押さなくてもショートカット出来る機能が自動Alt機能です。
本ソフトでは、このショートカットのみでほとんど全ての作業が出来てしまいます。
一応、推奨スタイルは右手にマウス、左手がキーボードとなっているので右手は作画領域に集中でき、ツールの選択等は全て左手で行うことが出来るというものです。
ちなみに、左利きモードもあるので左利きの方にも安心です。
(私はマウスが無くてペンタブなのですがそんな偏屈にも安心です)
また、ヘルプが大変充実しており、ムービーヘルプというものがあります。
その名の通り動画で作業を説明してくれるので文字を読むのが面倒な方にも安心です。
・・・っと、まぁ、ざっと説明しましたが、かなりストレス無く絵を描くことが出来ました。
レイヤも備えているしドローソフトで出来ることは大体出来ます。
中々肌に合ったソフトがないなぁ、英語やだなぁ、って方は是非お勧めです。
『Dynamic Draw』の配布元はこちら↓
http://www.dynamicdraw.com/jp/

インクスペースではなくインクスケープ

以前『Sodipodi』でSVG系のソフトを紹介しましたが、今回は別のドローソフトの紹介です。

その名も『Inkscape』
これもフリーのSVG系ソフトなのですが、Sodipodiに比べると若干使い難いかもしれません。
まず、デフォルトで星型と渦巻きが用意されていますが果たして使うかどうか・・・。
色の選択が始め良くわからなかったのですが、どうやらオブジェクトを選んでから「Shift+Ctrl+F」でオブジェクト毎に色などを設定するウィンドウを呼び出して設定するようです。
SVGのソフトは不慣れですが、今回は頑張ってポスターみたいなのを適当に作ってみました。
(尚、私は広告作りの基礎とか全く知らず雰囲気で作ったので何か変でも笑ってスルーして下さい・・・)
作品を作っていて思ったのですが、やっぱりこういうソフトだとポスターや広告等がすごい作り易いなと感じました。
このソフトはグリッドが表示できますのでそれを基にすれば綺麗に並べられますし、テキストも随時サイズ変更が出来、
何よりオブジェクトの並べ方(最前列とか最後列とか)が自由に出来るので他に干渉させずに調節できるという便利さを改めて知りました。
今までは、「ふーん、前に出したり出来るんだ。」程度でしたが、適当でもひとつ作品を作ってみるとやっぱり色々学ぶものがありますね。
多分、使いやすさで言ったらSodipodiかもしれませんが、inkscapeはもう少し細かいところまで出来るような気がします。
(あくまで気がするだけであって、どの辺がとか言われても困りますが・・・)
ドローソフトも慣れれば表現の幅が広がると思うので覚えてみると色々面白いかもしれません。
(ちなみに、作中の英文は翻訳サイトにブッ込んだだけなので大変文章がおかしいですがそこも突っ込むのは無しよ・・・)
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Inkscape
【作者名】bryce, buliabyak, joncruz, mental
【価格】フリー
【ファイルサイズ】35,074,836 Bytes(Win exe版)
【インストーラ】有
【対応OS】Windows,Linux(tar.gz,dmg)
【配布先】http://www.inkscape.org/
【備考】

ソディポディ

Adobe社から出ているイラストレーターというソフトは慣れるまでに大変ですが、使いこなせればとても便利なソフトらしいですがやっぱり高い。

しかし、探せばあるもんだフリーのソフト。『Sodipodi』
実は何気に有名なソフトですがだいたいイラストレーターと同様のことが出来ます。
欲を言えばレイヤー機能が欲しかったことくらいでしょうか。
とは言え、私はSVG系のソフトはほとんど触ったことが無いので使い方に戸惑いました。
SVGで出来ることはフォントの形を自由に変えれることくらいしかしらなかったのでとりあえず色々フォントを弄ってみました。
線の描き方はGIMPで練習したパスと大体同じなのでその辺は大丈夫でしたが、新しい点の追加や曲線にしたりする方法が良くわからず適当な形になってしまいました・・・。
保存はSVGでしか出来ないのでスナップを撮って保存したので画像が荒いです。
イラストレーターには流石に敵いませんが、SVG系のソフトを使ってみようかなって人にはいいかと思います。
ただしインストールが若干面倒で、私がインスコ時に出たエラーとその対処法を載せるのでインストールの際参考にして下さい。
(フォルダの位置はデフォルトの状態なので適宜読み替えてください)
エラー1:[zlib-1.dll]が見つかりません。
対処法:Common_File内のGTKに入っている[zlib1.dll]を[zlib-1.dll]に変えて『Sodipodi』のフォルダに入れる。
(GTKはGIMPをインストールする時に一緒にインストールされますが、下記にGTKの配布サイトも載せておきます。
GTKのバージョンが古い場合は[zlib-1.dll]として入っている・・・らしい)
エラー2:g_module_open_utf8 が[libgmodule-2.0-0.dll]で見つかりません。
対処法:同じくGTK内の同ファイル[libgmodule-2.0-0.dll]をコピーして『Sodipodi』内に上書き。
上記外のエラーが出ても私は対処できませんのでご了承くださいませ。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Sodipodi
【作者名】lauris
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4761746 Bytes(win)
【インストーラ】有
【対応OS】Windows,Linux(rpm,tar.gz)
【配布先】http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=4054
【備考】
GTKのダウンロードはこちら↓
http://sourceforge.net/projects/gimp-win/

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