あんまり古いソフトを紹介するのもどうかと……。
『ART/fw』はMS-Windowsで動作するフルカラーグラフィックツールです。
まぁ、Win3.1の頃のソフトの様なのでネタとして紹介します。読み方は『アートフォー』です。
機能としてはとりあえずマスクやらブラシやらと一通りの事は出来ます。
画像にも書いてありますが、フリーのペイントツールだとよくある、「ペンツールで線を引くと点々になる」現象がこのソフトでも起こります。
主にとりあえず作ってみました的なソフトによくあるのですが、このソフトは古いからという事にしておいて今回はその辺りについてはいじらない事にします。
んで、使っていてちょっと便利だと思ったのが消しゴムツールです。こいつはサイズを初めに矩形ツールで決めると、その大きさで消す事が出来ます。最近のペン形状は、ペンツールと兼用になっていたりするのでちょっと大きめに消したい時には一々でかいサイズに変えてから消したりと面倒でしたが、この仕様だとその辺りのわずらわしさが幾分解消されて素敵です。
ただ一点、注意としてアンドゥを使用する場合、初めにバッファを設定してから出ないと使えません。しかも、このバッファを設定した時点のキャンバスの絵にアンドゥで戻す仕様なので最近のように一手ずつ戻す仕様ではないので注意です。
作者(というか会社)のサイトにこのソフトはないようなのでベクターのURLも貼っておきます。
ちなみにこの作者のサイト「市川ソフトラボラトリー」はデイジーコラージュを作ってるところのようですので合わせてそちらもどうぞ。
『ART/fw』の配布元はこちら(Vector)↓
http://www.vector.co.jp/soft/win31/art/se011160.html
作者のサイトはこちら↓
http://www.isl.co.jp/
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アートフォー
月曜日, 11月 5th, 2007ヴィジョンオブカオス
月曜日, 10月 29th, 2007まさにカオス。
『Vision Of Chaos』はフラクタルを作るソフトですが、フラクタル自体はおまけで実際はシミュレーションソフトです。
29.95オーストラリアドル(約3122円)で画像、動画保存、印刷が出来ます。
今回も画像はアレしてるのでクレジットが入ってます。
内容を説明したいのですが、色々ありすぎて全部は試していないので、どんなモードがあるかの説明をします。
タグのModeから選べる奴の簡単な説明です。
・Attractor[アトラクタ]:
非線形力学システムにおいて過渡状態を経た後に定常的に観察される状態の事。(意味不明)
・Cellular automata[セルオートマトン]:
子状のセルと単純な規則からなる、離散的計算モデルの事。ライフゲームとかの奴。
・Diffusion-Limited Aggregation[拡散律則凝集体]:
樹氷ぽい形を作る。見ればわかる。多分。
・Flocking[群れ]:
Boidとかのシミュレーション。
・Fractals[フラクタル]:
一応メインという事で。ジュリア、マンデルブローとか基本的なのは揃ってる。
・Genetics[遺伝学]:
やってる事は多分GA。
・Gravity[重力]:
何をシミュレートしてるのか不明。多分重力。
・Iteration/Recursion[繰り返し/再帰]:
ある規則に従って繰り返す事で模様を作成。
・Music[音楽]:
多分フラクタルを利用してメロディを作ってるんだと思う。カオスなメロディを奏でる。
・Reaction-Diffusion[反応拡散]:
化学物質の反応と拡散のシミュレーション?(一番意味不明)
・Simulations[シミュレーション]:
一応上記以外のシミュレーションとしておく。
とりあえず適当ではありますが、簡単な説明をしました。
少しでも何か引っかかるものがあれば使用してみましょう。というかこれ以上詳しい説明は無理です。難しすぎて……。
適当に弄ってるだけでも十分面白いです。理屈はわからなくても模様は綺麗。
『Vision Of Chaos』の配布元はこちら↓
http://softology.com.au/
3Dエース
火曜日, 10月 23rd, 2007モデラの紹介。
『3DACE』は、フリーのモデラでインポート、エクスポートも中々色々出来て多機能です。
しかし、私はメタセコに慣れたせいか、右クリックでカメラが移動出来なかったりとどうしてもメタセコと比べてしまうので少々使いづらい感じがしました。
対応形式は、メタセコ、六角大王、3DMAX、XSI、Lite wave、オブジェクト等、有名どころのモデラ形式は網羅してます。
特徴的な機能としては、線上に沿ってパイプを生成してくれる機能があります。
他にも、三角形化した面を四角形にする奴とかありますが、メタセコで作った奴で初めから三角形になってる奴は四角形になりませんでした。(当たり前か)
ランダム移動とか、他にも特徴的な機能が結構あって中々面白いです。
下絵が読み込めり、UVが使えたりと基本的な機能は抑えているのでメタセコやBlenderがあれな感じって人は一度使ってみるといいかもしれません。
何より日本語ですので安心です。
モデラにも人それぞれ相性があるでしょうから一概にこれはイイとかイクナイとかは言えないので気になる方は作者のサイトへゴーです。
『3DACE』の配布元はこちら↓
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017881/index.html