フィルタソフトに分類すべきだったか。
『MAKE』は背景を抜いて人物等を抽出するソフトです。
主にゲームの画像から人物の絵だけ切り抜きたいという時に使うようですが、著作権が発生しますのでそういう画像を利用する時はご注意を。
そんなわけで使い方ですが、本ソフトはVB5のランタイムが必要です。
私はVB5のランタイムが入ってなかったせいかどうかはわかりませんが、画像の読み込みや保存が上手く機能しませんでしたのでちゃんと使いたい場合はランタイムを入れたほうがいいと思います。
画像の抜き方には色々方法がありますが、一番簡単なのは黒線のところを縦横で走査して抜き出す方法です。
それが横走査、縦走査になります。
これは、横(縦)に1ピクセルずつ走査していき、最初に黒が見つかるまで白にしていくという方法です。
CGイラストは大概黒で主線だと思うのでこれが一番簡単ですが、背景に黒があるとそこで停まってしまうので場合にもよります。
これは黒でしかできませんが、任意に色をしていして走査する機能もあります。
他には、任意の色より明るいか暗い色を全部白にする方法や、指定した色近辺を白にする方法もあります。
論理パレットの作成なども上手く機能しなかったのでコメントできませんが、他にもマスク処理も出来るので中々高機能です。
作者のサイトが閉鎖してるようで今後の機能追加を期待出来ないのが残念です。
市販のゲームのCGでは試してないのでわかりませんが綺麗に抜けそうです。
『MAKE』の配布元はこちら(vector)↓
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se107117.html
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メイク
日曜日, 3月 4th, 2007マザイカ
日曜日, 3月 4th, 2007たまに見るモザイク画像作成ソフト。
『MAZAIKA』は、複数の画像を使ってモザイク画像を作るソフトです。
シェアで$49.95(約5850円)しますが、30日間トライアルバージョンとして使用できますが、保存がjpgの画質85%でしか保存できません。
使用方法は簡単ですが、画像を作る沢山の画像を用意するのが結構大変です。
そこで、公式サイトにはサンプル画像として沢山のアイコン画像があるので今回はそれを使用しました。
使い方は、まずライブラリとして画像を作る画像を読み込ませます。
それが終わったら次に作りたい画像を選び、モザイクの縦横の数を指定します。
今回は縦横80個に指定しました。
後はモザイク作成のアイコンを押せば勝手に画像を作ってくれます。
画像の種類が多いほど再現率は高くなりますが、なるべく色が偏らないようにすると尚良いでしょう。
とは言ってもそんな数の画像を偏り無しに集めるのは難しいですけどね。
『MAZAIKA』の配布元はこちら↓
http://www.mazaika.com/
ジェイドロー
日曜日, 3月 4th, 2007久々のドットモノ。
『JDraw』はアイコン等の小さい画像の処理に向いたドットエディタです。
基本的にアニメーション製作を主体としているようですが、jpgも読めるので画像のちょっとした手直しも出来ます。
(jpgは結構面倒ですが……)
JAVAで作られているのでJAVAがインストールされていないと動きません。
機能としては、グラデーションや矩形、円形、直線がありますが、バケツツールが無いのがちょっと大変です。
アニメーションを作る際のフレームも、順番を変えるにはいちいちセッティングのタブを開かないと出来ないので面倒です。
パレットもローカルパレットとグローバルパレットとあるのですが、どうもローカルがグローバルの下に出るようでわかりにくいです。
EDGEと違って24ビットのBMPやjpgが読めるのはいいですが、機能はイマイチです。
今回はjpg画像の手直しとして使ってみましたが左と右クリックに別々の色を割り当てる仕様なので右クリックがスポイト派の私にはちょっと使いにくかったかな、と。
『JDRAW』の配布元はこちら↓
http://www.j-domain.de/