Archive for the ‘フリーウェア’ Category

ABR2GBR

火曜日, 8月 22nd, 2006

久々のGIMPモノ。

『ABR2GBR』はGIMPでPhotoShopのブラシを使うコンバータです。
フォトショの自作ブラシはよく見ますがGIMPのブラシはほとんど見ません。しかし、このソフトを使えばGIMPでも同じブラシが使えます。
使い方は簡単。
実行ファイルにフォトショのブラシファイルをドラッグすればok。後は勝手にコンバートしてくれます。
ここで注意して欲しいのは、ドラッグしたファイルのあるフォルダ(フォトショブラシが入ってるフォルダ)にGIMPのブラシが保存されますので沢山パックしてある奴をコンバートするとごちゃごちゃ出てくるので別にフォルダを作っておくといいでしょう。
実際にコンバートして使ってみたのは『フォトショップ用ブラシファイル「painter-brushes」』です。
フォトショップで、ペインターのような筆致で色が塗れる!ブラシですが、フォトショップ用とかかれてますがここは黙ってGIMP用にコンバートしました。
ペインターの筆致は持って無いのでわかりませんがGIMPに無い感じのブラシで結構面白いです。
他にもベクターなんかにフォトショ用ブラシがあるので色々使ってみると面白いかも。
ちなみに、GIMPのブラシフォルダはデフォルトだと、
GIMP-2.0/share/gimp/2.0/brushes
にあります。(win用でgimp2の場合)
『ABR2GBR』の配布元はこちら↓
http://the.sunnyspot.org/gimp/tools.html

メッセなぞりえ

月曜日, 8月 21st, 2006

正確にはお絵描かせソフトですが面白いので紹介。

『メッセなぞり絵』はMSN メッセンジャーの手書きツールを使って写真や絵をトレースして描いてくれるソフトです。
絵は二値化して描かれますが、実際にペンが動いて絵を描いてくれるので見ていて楽しいです。
使い方ですが、まず画像を用意します。この場合、ブラウザに表示されている画像でも良く、とりあえずデスクトップ上に表示されている画像をトレースしてくれるのでわざわざ画像ファイルを用意する必要がありません。
次にソフトを起動します。
初めに絵の範囲をクリックし、描かせたい画像の範囲をドラックしながら指定します。
次にメッセの手書きモードのエリアをメッセの描画範囲をクリックして同様に指定します。
この後、メッセのウィンドウを動かしてはいけません。その場合はやり直しましょう。
そしたら手書きモードのペンモードにして、描くをクリックするとカーソルが動いて絵を描いてくれます。
このときにマウスを動かすと絵がグダグダになるので終わるまで待機します。
絵が描き終わると所要時間が表示されたウィンドウが表示されるので後は絵を送れば完成です。
写真なんかだと結構時間がかかるので、簡単な小さな絵だとスクロールさせても重くならなくて丁度いいです。
しかしこのソフト、メッセと名を冠してますが、ペイントソフトでも絵を描かせる事が可能です。
今回用意した画像はネコペイントで描かせたものですが、やり方は同じで、メッセの描画範囲の所をペイントソフトのキャンバスを指定してあげればok。後は同様に絵を描いてくれます。
描かせたい絵の描画範囲と描かせたい描画範囲の形が違うと横長になったりと形が変わってしまうので注意が必要です。
下から順に描いてったりするわけではないので描いている過程を見るのも楽しいです。
『メッセなぞり絵』の配布元はこちら↓
http://onjn.nomaki.jp/

減色ソフトあれこれ(後編)

土曜日, 8月 19th, 2006

そんなわけで後編。
更に重たい比較画像(1.97M)
画像上の略称、ソフトの紹介は前編を参照してください。
デジカメ写真にした事で結構差が見られました。
Yukari、Padie Pro、Pallete Optはほぼ同じ結果になりかなり元画像と同じになりました。
しかし、OPTPiXは若干ではありますが画像中央下辺りの水面が少し段々になってしまいました。
設定は一応自然画(風景)にしたのですが、他のタイプでも大体同じ結果になりました。
PadieとOPTPiXが大体同じ感じかなって思います。
CSWAですが、画像中央の水面がかなり潰れてしまいました。イラストの時と同様色が潰れてしまう傾向にあるのかもしれません。
お色直しはディザをかけてもはっきりと出た段々は消せませんでした。下段二つは全体的にノペッとした感じになったようです。
MS Paintに関しては色が発狂してるので論外。
総評ですが、フリーソフトにもかかわらず完成の高いYukari(Padie Pro)がいい感じです。
前編でも言いましたが、個人で使う分には申し分ない出来ではないかと思います。
ただ、あくまで出来る事が減色+α程度なのでシェアの機能には劣る部分があります。
仕事などに使う場合はやはりシェアに頼らないといけない部分が出てくるでしょう。
イラストと写真の2パターンで比較することでそのソフトの得手不得手があることもわかりました。
ただ、もっと綺麗な色塗りのイラストがあれば良かったと思います。(どっかから借りてくると良かったかも)
今回は7種類のソフトを使用しましたが、まだまだネットには減色ソフトが沢山あります。動かなかったソフトなどもあって断念したソフトもありましたので今後機会があれば更に量を増やして行ってみたいと思います。
ただ、今回はファイルサイズについては考慮していなかったので合わせて比較すれば良かったかなと思いました。
ちなみに16色の減色なので結構差が出てますが、普段使用するであろう256色だとどのソフトも綺麗に減色されますので256色の場合の参考程度に比較結果をご使用下さい。
2回に渡って行った減色比較ですがこのサイトを見て参考になれば幸いです。
また、ソフト制作者の方には勝手な比較をさせて頂いた事を感謝します。
(MS Paintは入れるべきじゃなかったな……)
上記ソフトの配布元はこちら↓
【ソフト名】減色リサイズ回転特化ツール Yukari
【作者名】Y.Nomura、Ezi、T.Chino
【価格】フリー
【ファイルサイズ】2,726,474 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://omoikane.kuronowish.com/
【備考】Vistaの場合、互換性モードを「Windows 98/Windows Me」にしないと、終了時にエラーが出ます。
【ソフト名】xPadie Pro
【作者名】Hideki Saito
【価格】フリー
【ファイルサイズ】213,885 Bytes
【インストーラ】ZIP版とインストーラ版と有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.anime.net/~sasami/ura/xpadiepro.html
【備考】
【ソフト名】Padie
【作者名】多摩川 源五郎
【価格】フリー
【ファイルサイズ】385,157 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se063024.html
【備考】配布先はVectorです。
【ソフト名】Palette Operator
【作者名】Advangate
【価格】38,000円/1ライセンス
【ファイルサイズ】3,040,964 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.advangate.com/
【備考】
【ソフト名】OPTPiX webDesigner 3
【作者名】Web Technology Corp
【価格】5,775円
【ファイルサイズ】4,321,304 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.webtech.co.jp
【備考】
【ソフト名】次世代(自称)グラフィックリタッチャ “CSWA” 試作版
【作者名】神酒河 幽幻
【価格】フリー
【ファイルサイズ】671,074 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se321217.html
【備考】配布先はVectorです。
【ソフト名】減色ソフト「お色直し」
【作者名】森保生
【価格】3,000円
【ファイルサイズ】571,207 Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://homepage3.nifty.com/sohutoatorie/
【備考】