アポフィシス

フラクタルを生成するソフトは旧GIMPrinでも以前に何度か取り上げてますが、今回のは今までで一番イイかもしれません。

今回紹介するのは『Apophysis』
海外のソフトですがこのソフトは最初から100個のサンプルが用意されています。
コンパネ中央の「Editer」をクリックするとフラクタルのエディット画面に映ります。
エディット画面左側に三角が幾つか並んでますが、その三角形の頂点の位置を移動させたり、三角形自体を動かしたりするとフラクタルの形が変わります。
勿論、具体的に数値を弄ることも可能ですが、詳しい方で無い限りはこの三角を弄るだけでも色々楽しめます。
(ちなみに画像は100番目の奴をちょこっと弄ってみました)
自分でフラクタルのアルゴリズムを組むことも出来るようなので分かる人はどんなことが出来るか試してみてください。
その他には、アニメーションという項目があって、これの再生(おなじみの三角マーク)を押すとフラクタルが妖しく動きます。
しかし、このアニメーションは保存するには1コマ1コマ手作業で保存しないといけないらしくて大変めんどくさそうです。
フラクタルについては分からなくても、フラクタルのアニメーションがかなり滑らかで見ているだけでも楽しいです。
(こいつのスクリーンセーバーがあったら欲しいくらい)
英語のソフトですが感覚的に使えるのでこのソフトはお勧めです。壁紙作成なんかにもいいかも。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Apophysis
【作者名】ronaldhordijk, utak3r, zueuk
【価格】フリー
【ファイルサイズ】1,283,584 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.apophysis.org/
【備考】

スウィングカーブ

旧GIMPrinでも何度か取り上げたフラクタル物ですが、今回は自分オリジナルのフラクタルが作れます。

今回紹介するソフトは『SwingCurve』
自分で繰り返す形とベースの線を作って繰り返し数を指定するとオリジナルのフラクタルが表示されます。
ヘルプを見てもイマイチ使い方が良く分からなかったので適当に弄っていたらなんかカコイイのが出来ました。
普通にドラックで引く矢印(緑)は、繰り返すための形、Ctrlを押しながら引く矢印(赤)は置き換えの元になる線分?(これが意味不明)、Shiftを押しながら引く矢印(青)が置き換えられる線分らしいです。
文章では良くわからないので実際に使ってみて数値やら線の形やらを弄れば色々面白いことが起きます。
今回の画像は後からGIMPで色を付けたところ曼荼羅のような形になりました。
フラクタルは偶然の産物ではなく理論に基づいた作品なので、誰でも同じ作品が作れます。
理論は難しいけど触ってみると面白い。そんなところが数学の面白さなのかもしれません。
ちなみに、このソフトを動かすには「.NET framework1.0」が必要です。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】SwingCurve
【作者名】帽子屋
【価格】フリー
【ファイルサイズ】84,436 Bytes
【インストーラ】無し
【対応OS】Windows
【配布先】http://sorauta.bufsiz.jp/
【備考】.NET framework1.0 必須

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