フィルタファクトリ

フィルタも色々ありますが、フィルタも作れるレタッチソフトというのは初めて見ました。

今回使用したのは『Ultimate Paint』
シェアウェアで$69.95なのですが、オフィシャルサイトにはノーマル版のトライアル、フリーのライト版があります。
今回はフリーのライト版を使用しました。
ソフトの特徴ですが、前回紹介したソフトと同様にフォトショップのような感じで一通りのおなじみの機能が備わっています。
フィルタの数は少ないのですが、フィルタの効果を画像で一覧できる機能があるので結構便利です。
しかし、紹介したいのはこんなことではなくフィルタの項目にあるFilter Factory(以下『FF』)です。
このFFはRGBAそれぞれを演算子(+-*/,sin,cos等)を利用して記述することによって自分でオリジナルのフィルタが作れるのです。しかもFFで作ったフィルタはフォトショップでも使えるようです。(本当に使えるかは不確かですが・・・)
オフィシャルサイトにも丁寧なチュートリアルがあるのでサンプルのソースを弄るだけでも結構面白いです。
(チュートリアルは勿論英語ですが・・・)
画像は適当に作ったフィルタをかけたものなのでかなり意味の分からない効果になりましたが、FFの項目にはスライダも用意されているので結構本格的に作れるようです。
画像処理を噛んだ人なら結構思い通りのフィルタが作れるかもしれません。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Ultimate Paint
【作者名】J-T-L Development
【価格】$69.95(約7410円)
【ファイルサイズ】2,627,871 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.ultimatepaint.com/
【備考】

エースデザインプロ

海外のシェアのソフトは結構イイのがあるので期待して使ってみたが案の定・・・。

今回使用したのは『AceDesign Pro.』
シェアウェアでUS$39.95(代理店のサイトだと14000前後)で50回までフルに機能が使用できます。
使ってみた感想ですが、なんと言うか、こう・・・、正直に言うと・・・・・・・、使えない。
悪く言うとMS Paint + α、
良く言ってもGIMPの機能制限版といったところでしょうか。
まず一万近くするのに機能がGIMPで出来ることばかり。
一応レタッチソフトなのでしょうがトーンカーブやレベル補正、アルファチャンネルやカラーチャンネルすらありません。
フリーでももう少しましなのがあるでしょう。
フィルタもGIMPの方がずっとマシです。
ただ、Remove Gray levelsというフィルタはちょっと面白く、閾値によって薄い色(白に近い色)から白色にしていくという効果です。
今回の画像もそれを使用して空の色を白にしてその後バケツで青く塗りました。
他には画像右端の矩形が白く縁取られていますがこれもフィルタで、選択範囲の淵を立体的にしたり目立たせたりとかなり用途の少ないフィルタです。
まぁ、特筆すべき点はそれくらいでしょう。
保存の際も特に色んな形式をカバーしてるわけでもなく、むしろレイヤー機能があるんだからpsd位あっても良いくらいでした。
ただ、web用保存というのがあって、サイズや画質を本画像と比べながら調節して保存できる機能があるようですが特別素晴らしいというわけでもありませんでした。
まぁ、あくまでトライアル版なので、もしかすると金を払ったフルバージョンとやらは機能が充実しているのかもしれません。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】AceDesign Pro.
【作者名】Visicom Media Inc.
【価格】US$39.95(代理店のサイトだと14,000円前後)
【ファイルサイズ】不明
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://software.visicommedia.com/en/
【備考】DLページに飛べないのでファイルサイズは後ほど

ピンぼけ、手ぶれレスキュー

手で固定して写真を撮ると手ブレを起こしてしまうのは仕方の無いことですが、最近のデジカメは手ぶれ補正なんてもの付いてますが完全に手ブレが無くなるわけではありません。

そんなわけで今回紹介するソフトは『ピンぼけ・手ぶれレスキュー』
シェアウェアで3150円(税込み)ですが、1ヶ月は無料で使えます。
ソフトの内容ですが、このソフトの目玉はシェイクキャンセラーというフィルタで、なんと自動で手ブレを検出してくれるとの事です。
その他にもピンボケを検出してくれるものや、一定方向への手ぶれの補正など、ピンボケ、手ぶれ補正に特化したフィルタが色々あります。
とりあえず説明だけでは良くわからなかったので実際に手ぶれした写真を探してみて使ってみました。
(素材写真撮りに行くときは大抵適当にシャッターを押してるだけなので撮った半分はボケてて使用できないのが多いです・・・)
左が元画像、右が補正後の画像ですが、ちょっとシャープを効かせ過ぎたせいか、手前の葉っぱのハイライトが白くなりすぎてますがその他はそれなりにボケが取れてると思います。
フィルタのかけ具合は自分でも指定できるのですが、ソフト側である程度調節してくれる機能があるので今回は全てソフトに任せました。
流石に綺麗にボケが取れるとまでは言えませんが、軽いボケ程度ならかなり綺麗になるんではないかと思います。
しかし、ちょっとフィルタの使い方が難しいせいか思ったようにいかないこともあるようです。
あくまでフィルタソフトですのでちゃんとした画像が欲しい時には改めて撮り直すのが一番だと思います。
(UFOの写真とかわざとぼかしてある奴をこいつで直せば面白いかも・・・)
詳細データはこちら↓
【ソフト名】ピンぼけ・手ぶれレスキュー
【作者名】(株)リアライズ
【価格】ダウンロード版 3,150円、パッケージ版 5,040円
【ファイルサイズ】
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.nyanko-web.com/
【備考】

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