昔の写真がよみがえるRecolored

大正生まれの方もだんだん少なくなってきましたが、実家には一つや二つ、じいさんばあさんの若い頃の白黒写真があるかと思います。
そんな白黒写真に色をつけてあげられるソフトがこれです。

幕末・明治古写真帖 愛蔵版

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『Recolored』は、白黒写真に色つけが出来る画像加工ソフトです。

1.概要

「Recolored」は、読み込んだ画像に、つけたい色を線で指定することで、カラー写真にすることができます。
一つ一つパーツを細かく指定しないといけないのでは? と思うかもしれませんが、使い方が分かれば簡単。
次に使い方について説明します。

2.サルでもわかるRecolored

使い方は簡単。
この辺はこんな色かな?って感じで、大雑把に囲うだけでO.K.。むしろ、囲わなくても線を引くだけで周りが引いた線の色になります。
Recolored 使い方
最初の画像は、こんな感じで指定してます。結構適当です。

でも、俺カラーセンスねぇから……。ペイント(Windows標準)の最初から用意されてる色で塗る程度の能力しかねぇから。

とお嘆きの諸兄にも安心のテンプレが多数用意されています。

使用頻度が高そうな用途毎に10~20個ずつ色が用意されているので、色づくりに困ることもありません。
肌色については、色々な人種の方が困らないように特に多く用意されているように感じます。
「ジーンズ」だけ項目的に優遇されている感が否めないですが、ジーンズ大国(適当)のアメリカならではといった感じです。

3.これシェアウェアなんで……

残念ながら、本ソフトはシェアウェアで、トライアル版では21日間しか使用できません。
購入したい場合は、「29米ドル(DL版)」「49米ドル(CD版)」になります。
上記は個人版の価格なので、商用利用したい場合は、ビジネス版の購入が必要で、価格は「49米ドル(DL版)」「64米ドル(CD版)」になります。
商用利用する場合は気をつけてください。

4.まとめ

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44 :名無しさん@お腹いっぱい。(新潟県)[]:2009/02/15(日) 06:51:29 ID:O1hK9L34
うちのババァが大事にしてる
オレより年下に写ってるジーサンの軍服姿の白黒写真を
ババァが出掛けてる隙に、スキャナーで取り込んで元の場所に戻してから

仕事から帰宅して睡眠時間削りながら
4日間掛けてフルカラーにコラしてヤったwww

んで、写真屋でプリントアウトしてきて
ついでに地味目の写真立てを購入し
白黒写真の隣に飾っておいたら大泣きされ

不覚にもオレ貰い泣き (´;ω;`)ぶわっ
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ババァの孫も、Recoloredを使えばもっと短時間でできたかもしれません。
昔の写真が手元にある方はぜひ、お試しあれ。

5.金額早見表

タイプDL版CD版
Home user
(個人利用)
29米ドル49米ドル
Bisiness user
(商用利用)
49米ドル64米ドル

トライアル版は「21日間」全機能が利用可能です。

6.ソフト製作者情報

【ソフト名】Recolored
【作者名】 Bertheussen IT.
【ホームページ】Recolored
【価格】シェアウェア
【インストーラ】有
【対応OS】windows
【備考】トライアル版は21日間全機能が利用可能

ゴブリンアイ装備クッキリンoz401

名前から内容が想像付かない……。
ファイルサイズがでかい(521kb)。参考画像はこちら
『ゴブリンアイ装備クッキリンoz401』は拡大した画像をクッキリと見せるソフトです。
画像を拡大したときの画素と配置の情報からにじみの少ないクッキリとした画像に変換してくれるようで、当ソフトが装備する「ゴブリンアイ」によってその性能は従来の拡大フィルタに比べ大幅にアップ(曖昧)したとかしないとか。
参考画像は、左が「CGえふぇくた」のLanczos3フィルタで拡大した画像、右がoz401で拡大した画像になります。
oz401は色味の調整も出来るので結果の色合いが違う事は比較対象から外すとしても、oz401のが若干にじんでいる感じが……。
パラメータや各種設定の影響もあるので一概に悪いとは言えませんが、適当に設定を変えても微妙なにじみ具合は取れませんでした(この若干のにじみがこのソフトの味かも)。
フィルタの各設定は同梱のPDFに丁寧に書かれてますので詳しいことはそちらを参照ですが、対応ファイルがBMPだけなので使用の際は注意が必要です。
尚、画像出力はありません(サンプル版だから?)。
拡大・縮小も、減色に劣らず色々な手法が試されているようで目が離せません。近いうちに個性的なソフトでの比較もやりたいです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】ゴブリンアイ装備クッキリンoz401
【作者名】黒月 樹人
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4,103,727Bytes
【インストーラ】無
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.treeman9621.com
【備考】

ティント

色を抜き出す。

『Tint』は、写真から似ている色毎に抜き出してくれるソフトです。
なんのことやらですが、このソフトは、まず読み込んだ画像をモノクロ画像にします。
次に、指定した色数(Colour groups)毎に近い色同士をまとめて抜き出してくれます。
すると、画像のように、写真が赤系と青系の二色に分けられます(画像はColour groupsを2に設定)。
更に、「X-coordinates」、「Y-coordinates」は、色が横、もしくは縦にハッキリと分かれているような写真(空と地面等)の場合、綺麗に抜き出すことが出来ます。
抜き出す色グループを増やしすぎると処理に時間がかかってしまい、しかも細かく色が分割されるので、グラデーションが分割されたりとあまり良い結果にならないので、程ほどが肝心です。
人物が手に持ったりんごだけ色が付いてるとかCMなんかであったりしますが、あのような画像がお手軽に作成できます。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Tint
【作者名】Lawrence Murray
【価格】フリー(寄付歓迎)
【ファイルサイズ】2,527,405 bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows、Linux
【配布先】http://www.indii.org
【備考】

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