ウッドワークショップ

テクスチャを自動生成。
Wood Workshop
『Wood Workshop』は、高品質な木目のテクスチャを作成するソフトです。
あらかじめプリセットがいくつか用意されており、大別すると「Uncut Wood(1枚板)」、「Wood Boards(板材)」、「Wood Patterns(ウッドタイル)」があり、それぞれにサンプルがいくつかあるので適当に選びます。
選んだ奴をそのまま使っても良いですが、それらを更に弄る事でオリジナルのテクスチャを作ることも出来ます。
それぞれパラメータが細かくあるので簡単に紹介します。
○Rings[年輪テクスチャ(左の赤黒のテクスチャ)の設定]
 ・Scale:年輪テクスチャの大きさ
 ・Seed:生成される年輪テクスチャの乱数の種
 ・Compression:年輪テクスチャを縦に圧縮した感じにする
 ・Density:年輪の数
 ・Imegulanity:年輪テクスチャを縦方向に指ツールで伸ばした感じにする(説明し難い)
 ・Blend:年輪テクスチャにぼかしをかける
 ・Agitate:年輪テクスチャにBlurをかける
 ・Knot Strength:年輪テクスチャにリボン状の波紋のフィルタをかける
 ・Knot Density:Knot Strengthの密度を変えるっぽいが効果は未知数
○Colors & Grooves[ベースの色や下地の模様(溝)の設定]
 ・Color1,2:ベースの色の設定
 ・Groove Depth:エンボス?フィルタをかける
 ・Ring Frequensy:年輪の数を「Full」、「Half」、「Quarter」から選択
 ・RingPhase:値を増やすと年輪が内側に移動する(説明し難い)
 ・Ring Slant:年輪テクスチャにシャープがかかる感じになる
 ・Ring Bias:バーを左に動かすとColor1、右だとColor2の使用率が高くなる
 ・Ring Definition:年輪テクスチャの強さ。値を大きくすると模様がハッキリする
 ・Fade Areas:雲模様みたいなのの合成具合
 ・Dissolve:年輪テクスチャの合成具合
○Effects[テクスチャにかけるシェーダの設定]
 シェーダは3つまで重ねる事が出来(Shade Effect1~3)、Weather Effectで下地の模様を設定出来ます
 ・Effect Amount:シェーダ用テクスチャの合成具合
 ・Select Rings:シェーダ用テクスチャに年輪テクスチャを適用させる。パラメータは上記のRingsと同じ
○Boards[タイルパターン等を適用したい時に使う。on、offで適用の有無を設定可能]
 ・Select Pattern: 適用するタイルパターンを設定
 ・Distort:タイルパターンを歪ませる
 ・Mortar Width:タイルの継ぎ目の広さ
 ・Color Blocks:Variation Amountで指定した色をベースにパターンの色を増やしてくれる
Constant Amountで指定した色の強さを決める
 ・Bevel:ベベルフィルタ
 ・Shade Edges:タイルパターンのエッジを出してくれる
 ・Mortar Material:タイルパターンのベースの色設定
これらパラメータを設定したら、Renderでタイルを作成します。画像の大きさも設定出来るので欲しい解像度を設定します。
生成された画像はjpg,png,bmp,tiffで出力可能です。
サンプルに作った画像は、床、壁、ソファのテクスチャが本ソフトで作成したものを適用しています。かなり細かく設定出来るのでお勧めです。
詳細データはこちら↓
【ソフト名】Wood WorkShop
【作者名】Spiral Graphics Inc.
【価格】フリー
【ファイルサイズ】4,648,960 Bytes
【インストーラ】有
【対応OS】Windows
【配布先】http://www.spiralgraphics.biz
【備考】